紙一重・三軒長屋に神秘的なスペース出現!


取り壊しの決まった廃屋三軒長屋に想いを籠めカオス?の
アートが出現した。私ながらに二つの作品から声の無い言葉を
聞くことが出来ました


「セメントの中の手紙」
  唯法寺の占部史人さんの作品です
廃屋の中に無造作に置かれたトラック詰まれたセメント袋
中に何十年の思いが包まれて何処かえ消え去らんとするかと
逡巡瞑想行く先は未来永劫しかないと思わせます。



「流れるモノに変わるとき」と言うテーマで
いろんなものが生まれてなくなっていく
その瞬間とは・・・とあります

見る人にとって多彩なイメージが交錯する
時の流れを凝縮し、また普遍し又幻の時を止めた時点に
立った様な神秘的なジャストムーブメントの感慨を覚えます
部屋の主の老人が日用使った買い物手押し車であろうが
時の流れの中に溶け込み小窓の輝きが過ぎ去った日の生の
躍動を感じさせる更に製作者に臨場していただき、
よりリアルになりました。アリガトウございました。
(錦城町274番地12の2階廃屋を利用した愛知県立芸術大学
彫塑専攻、後藤あこサンの素晴らしい作品です)