今年の祇園祭・西尾商工会議所作成の手拭、Tシャツのデザインの元となった祇園絵図のルーツを再掲 !


本年の西尾祇園祭も後一月と間近となり本年は
7月14(土)15(日)西尾市観光協会・西尾祇園祭協賛会
では、広く祇園祭をPRすべくポスターや手拭・Tシャツを
作成し祭を盛り上げるべく西尾市商工観光課や中んずく
西尾商工会議所では頑張ってみえます。

今回西尾商工会議所の総務課の宣伝部会を中心に作成
されました手拭とTシャツのデザインの元となりました
祇園絵図につきましては

2010年にプリテックさんが祇園絵図を参考して
作成しました西尾祇園祭のポスターは当方には些か関係が
あり、当時今回の祇園絵図(作者も図柄)も同様のものですが3年前にも
私のブログにも掲載いたし、ご存知の方もみえるかと
存じますが当時文化振興課長の松井直樹氏(図書館長)
に調べて戴きまして次の事が判明致しております

(この写真往時本田忠彦市長の時代と思いますが尚古荘が
民間の所有から市へ移管される前に祇園絵図の掛けてあった
尚古荘の大広間の奥の茶室を実写し筆者が懐古
の思いを込めてファンタジック風にモチーフ致した
ものであります)


松井直樹氏による岩瀬文庫の資料からの祇園絵図の説明

 {作者は長谷川貞信大正3年生まれ大阪在住の浮世絵の伝統を
受け継ぐ日本画家であり、有秋会代表、文楽人形画・芝居絵
を得意とする。西尾本町鳥山幸一氏(欽示さんの父方)
と親交があり、所用で西尾劇場等へ来西し作品を描いている
掲載の画は「貞信」襲名前の「小信」時代のもの}
との事でした。

   作者は平成11年に没しておられます。
         お話は平成22年7月頃お聞き致しました。       



今回岩瀬文庫でこの画に着目された西尾商工会議所の
宣伝部会の若杉氏大内 優さん(冒頭の手拭を持つた
写真の方)が真さに麗しき歴史的金字塔の絵図で
西尾祭をアッピールされました
喜ばしき限りであります。


ご覧の通り今年のポスターは『城下町の伝統文化を継承し、
市民未来活力を生み出し、西尾を代表する祭とする』
と言う理念のもと、
「400年の歴史継承」
「町衆の心意気」
「六万石の城下町」
をポイントにしてレッツ!ゴーゴー!!です


この上はお天気も良く益々西尾祇園祭の弥栄を祈念する
次第であります。