地元に素晴らしいパラリンピック候補者   その名は竹内 那苗さん

私が彼女を知ったのは10年ほど前の成人式の会場でした、
それは前の錦城体育館で、車椅子上の振袖姿で皆さんに
祝福を受けておられたのを商売柄ながら、ありありと
記憶しております。
それから幾星霜、ご縁があって今年の夏から西尾商工
会議所の紹介でパソコンの講習を受けに週に1回お世話に
なっております、スポーツなどの個人的な話は全くなく、
ただ母方が壁に掛かっていた多数のメダルの由来を説明
されましたが、パソコンには関心があるがスポーツには
無頓着で、ハハーンと思っただけでした。
然し7月20日大阪でのジャパンパラリンピック大会、
50m平泳ぎクラスSB2では大会新記録で優勝、
50m自由型でも1位となり2年連続日本一の栄冠を
受けられました事をSPJスポーツ新聞で知りました、
最近では愛知県青年の家で行はれた国際ロータリ地区
RYLAセミナーでは地区優秀者顕彰を受けられ、
ご承知のように三河新報等で大きく報道されまして、
私は始めて、彼女の偉大な功績が解ったわけであります。
私が申すのも詮無いですが、自らのハンデイを克服し
増してや、自らを知り体力をセーブ、カバーし
もって自らの限界を生かしそれを肝心の
得心のメリットに集中させる・・・・・
それは容易なな事ではありません、訓練演習の賜物も
ありましょうが、然し彼女の意志と精神力が
なしとげているのです。果たして今月7日8日の浜松での
第26回日本身体障害者水泳選手権S3クラスの100m
自由型では3分00秒54で2位同じくS3クラスの50m自由型
では1分24秒49の好タイムで優勝を果たしているのであります。
全く頭が下がります、こうして多くの人に勇気と希望を
与えているのです。今後も与う限り頑張って下さるのを
祈念致してやみませんです。

SPJスポーツ新聞の写真より転写しました。